俳優、津田寛治さんといえば、独特の存在感と演技力で多くの作品に出演し、名バイプレイヤーとして知られています。
しかし、彼の若い頃は決して平坦な道のりではありませんでした。
今回は、津田寛治さんの若い頃から大ブレイクまでの驚くべき道のりをご紹介します!
津田寛治の若い頃:18歳で上京した俳優志望の青年

津田寛治さんの若い頃はどんな青年だったのでしょう。
津田寛治さんは1965年8月27日、福井県福井市に生まれました。
18歳で俳優を目指して上京した津田寛治さんの若い頃は、夢を追いかける情熱に満ちていました。
当時の津田寛治さんは
- 短髪でさっぱりとした髪型
- 凛々しい顔立ち
- 爽やかで若々しい印象
- 痩せ型でスタイルが良い

凛々しくて素敵ですよね。
17年間の下積み時代:様々なアルバイトと夢への執着

という特徴があったそうです。
津田寛治さんの下積み時代は、過酷なものでした。
なんと17年間も続きました。
上京後の津田寛治さんを待っていたのは、厳しい現実でした。
なんかインチキくさい事務所に何件も入って、レッスン代ばかり払ってね
出典:テレ朝POST
18歳で上京してから35歳までの間、津田寛治さんは生活のために様々なアルバイトを経験しています。
主なアルバイト経験
- 沖縄料理屋での住み込み
- モデルのスカウト
- 喫茶店
- 解体業
- 日雇いの土木関係
- 電話のアポ取り
- 交通整理
- 「徹子の部屋」「ミュージックステーション」のセット制作(大道具)
『ミュージックステーション』は大変だった。
総括の人が『何作ってんだ! 誰だこんな素人連れてきたの!』と怒られた
出典:ENCOUNT
特に、22〜23歳頃から働き始めた編集スタジオのカフェでの経験が、津田寛治さんの人生を大きく変えることになります。
このカフェの経営者夫婦は、津田寛治さんを非常に理解し、支援してくれる恩人となりました。
津田寛治さんは下積み時代も楽しんでやるようにしていたそうです。
“楽しんでやること”だと思います。
バイトしている辛さを乗り越えられるのは、1年に3回でもいいから現場に行けること。
出典:Tokyofm
運命の出会い:北野武監督と「ソナチネ」でのデビュー

津田寛治さんのデビューのきっかけとなる出会いがありました。
津田寛治さんの人生を決定づけたのが、北野武監督との運命的な出会いです。
最も有名なエピソードが、北野武監督への直訴です。
トイレの中でプロフィールと手紙を渡したそうです。
あ、一人になられた、と思い、トイレで渡しちゃったんです。
さらに、「ソナチネ」のクランクイン前日、カフェの経営者の奥さんが北野監督に対して津田寛治さんのことを強く訴えかけました。
この熱意が実を結び、1993年、28歳で北野武監督の映画「ソナチネ」でデビューを果たしました。
当初は「すみません」の一言だけの予定でしたが、現場で役がどんどん大きくなっていきました。
“すみませんでした”って、これ一つ(シーンを)増やすから」
津田寛治さんにとって初めての演技体験は、台本を熟読する時間もなく、その場で5行程度のセリフを渡され、即座に演じるという過酷なものでした。
しかし、この経験が彼の演技の原点となり、現在の津田寛治さんの演技スタイルの基礎となっています。
まとめ
津田寛治さんの若い頃から大ブレイクまでの道のりは、まさに波乱万丈でした。
- 18歳で上京し、17年間の下積み時代を経験
- 様々なアルバイトをしながら俳優の夢を追い続けた
- 28歳で北野武監督の「ソナチネ」でデビュー
- 現在は「困ったときの津田寛治」と言われるほど信頼される俳優に
長い下積み時代を経験したからこそ、どんな役でも真摯に取り組む姿勢と、現場での瞬発力のある演技力を身につけることができました。
津田寛治さんの若い頃の苦労と努力が、現在の彼の魅力的な演技と確固たる地位を築いたのです。
これからも津田寛治さんの活躍から目が離せませんね!
それでは、ありがとうございました!
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